前回
躾について考える について、たくさんのコメントを頂いた。
ありがとうございます

そこでいろいろ考える事があった。

私は、褒めて育てる事と叱って欠点を減らす事と
どちらが正しいかを伝えたかった訳ではない。
また、どちらが正しいかなど一切書いていないし
何事もバランスが大切だとも書いている。

褒めて育てる事は、甘やかす事とは別だし
その事を私は充分知っている。
また、躾をおろそかにしていいとも言っていない。

それでも、いろんな風に受け止められるようだ。

ブログの冒頭に
「褒めて育てる事と叱って欠点をへらす事と、どちらがお好み?」
と書いたのが、誤解を招いたのかもしれない・・・

誤解してもらいたくないのは
その事、その人を批判しているのでは、決してない

人はその人自身の世界観で受け止めるんだと
改めて気づかせてもらった。
その事を伝えたいのと
その事に感謝している。


つまり
相手の結果(反応)には、自分は責任を持てないし
持つ必要もないのだろう。
自分の言動には、自分の結果について責任を持てばいいのだ。

この事は
自分の言動を顧みなくていいと言っている訳ではない。
自分の結果については責任を持つのだから。
特に、自分が望んだ結果でない場合は、顧みるチャンスだ。

相手の結果(反応)が、自分の思い描いた事と違う場合
自分の起こした言動に「愛」があったかどうか?
が重要だと思う。

自分の中に、少しでも
例えば
・相手を自分の思うとおりにコントロールしたい
とか
・自分の方が正しい事を証明したい
とか・・・
そんな気持ちで行動していなかったのか?

そんな思いは全くなく
120%「愛」に基づいて起こした言動ならば
仮に相手が誤解して、相手が怒ったとしても
それは相手の問題だ。

まさに
以前、自分を決める で書いたように

“何気ない会話で、他人がどのように自分のことを思い、感じているとしても、
それはその人の価値観や信念、その人の持っている尺度で見ているだけで、
それが自分の価値を決めているわけではないのです。”

そして、それは同時に
自分自身も、相手の世界観を尊重する事が大切なのだと思う